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静岡市との官学共同研究成果が市民に配布されました/造形学部

造形学部 安武研究室および未来デザイン研究会学生は、静岡市企画部公共資産経営課より共同研究の依頼を受けて、アセットマネジメント計画についての市民向け広報ツールの開発を行い、2月末に市内全戸27万世帯に配布されました。
本事業は、行政が市民への広報を改良する目的で、顧客満足体験(UX)のデザイン手法を研究している教員・学生とのチームワークが実現しました。

担当学生9名は、市民への取材から得たインサイト(気づき)を分析して、共感と行動を生み出すコミュニケーションとして、市民が市政に関与するシナリオマップを開発しました。行政スタッフとの数ヶ月の評価・改良を経て、田辺静岡市長への効果報告を行いました。静岡市は、数年後に社会の中核をになう存在として学生の生々しい問題意識を強く求めており、全国でも例がない共同開発の成果が生まれました。